「ソンダホン」ではなく「ソフトバンクモバイル」? ソフトバンク(9984)がブランド・サービス統一へ

2006年05月07日 12:30

株式イメージ【Mainichi INTERACTIVE】によると、ボーダフォンを買収した[ソフトバンク(9984)]は、携帯電話や固定電話、高速大容量のブロードバンド通信など、グループが展開する通信サービスにおいて、各個ばらばらになっているブランドを新ブランドに統一する方針を明らかにしたという。ブランド名はグループ名の「ソフトバンク」をベースに、例えば携帯なら「ソフトバンク(SB)モバイル」などとする方向で調整しているとのこと。

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ソフトバンクにおける通信事業は現在「固定電話の日本テレコム」「ADSLによるヤフーBB」「携帯電話のボーダフォン」の3本柱。これらを別々の名前で普及させるより、ソフトバンクグループの通信事業として統一ブランドのもとに展開した方が、相乗効果を生み出せ、効率的であると判断。

記事によるとこの「新ブランドによる統一的なサービス」は、携帯電話会社を変えても同じ番号がそのまま使える「番号ポータビリティ制度」(ナンバーポータビリティ、番号持ち運び)が発足する11月までにスタートする予定。携帯・固定・ブロードバンドサービスをまとめて使う契約者への特別料金割引や、料金明細の一本化など、「バリューセット」のようなセットにおける利便性向上をも検討している。さらに検索エンジンで日本最大手の【ヤフー(4689)】も絡める予定だ。

さて気になるのは統一ブランド名だが、タイトルの「ソンダホン」は冗談にしても、基幹会社の会社名やプロ野球球団・スタジアム名、その他既存の関連サービス名から、「ソフトバンク」という名称を使うのが大本命だろう。ただ、検索エンジンの「ヤフー」をも統合要素に含めるのなら、検索エンジン名に「ソフトバンク」を盛り込むのは現状の知名度から考えて得策ではない。検索エンジン「ヤフー」は別口で考えるか、それとも「ヤフーモバイル」などのように「ヤフー」で統一する可能性もゼロとはいえない(可能性はまさに「対抗」どころか「万馬券」レベルだろうが)。

タイムリミットは11月。それまでに決定は下されるだろうが、どのような名前になるのか、注目したいところだ。

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