【更新】リクルート(8844)、ネット企業に出資する投資ファンド設立。1社最大1億円

2006年05月14日 12:30

株式イメージ[YOMIURI ONLINE]によると[リクルート(8844)]は、インターネット系・モバイル系のベンチャー企業に出資する投資ファンドとその事実上の運用会社「リクルートインキュベーションパートナーズ」を5月19日に設立する([発表リリース])。総額は20億円で、1案件あたり最大1億円の予定。投資対象は「B2Cを中心としたデジタル情報サービス分野にて優れた技術・ノウハウを持ち、かつ当社との共同R&Dを推進しうる企業」で運用期間は5年間。

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元記事によれば1号案件はシステム開発の[ドリコム(3793)]が会社分割して発足する子会社「ドリコムジェネレーティッドメディア」となる予定。これについてはドリコム側の[リリース(PDF)]でも確認されている。出資額は上限の1億円。リクルートグループから取締役1名も派遣される。

今投資ファンドは、インターネットや携帯電話を使った情報サービスの研究・開発に取り組むベンチャー企業を支援し、リクルートの情報誌やネットサービスと相乗効果を見込むもの。果たしてどれだけの有効な支援を行い、先行き不透明感が見え始めたIT企業・業界を支えることができるのか。支援先を十分に注意しながら見て行きたいところだ。

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