任天堂(7974)の次世代家庭用ゲーム機Wiiの価格は2万5000円以下へ

2006年05月25日 20:15

Wiiイメージ【ブルームバーグ】が報じたところによると本日5月25日[任天堂(7974)]が2007年3月期の連結業績予想を発表した際に大阪で会見した森仁洋専務は、同社の次世代家庭用ゲーム「Wii」について、価格の見通しが「2万5000円または250ドル以下」になることを明らかにした。

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【発表リリース、PDF】には各種決算予想などが記載されているが、価格については上記にあるように記者会見上でコメントされたもの。「2万5000円または250ドル以下」とは「日本市場では2万5000円以下、アメリカ市場でなら250ドル以下で販売」を意味するのだろう。と、なれば2万4980円あたりが無難なところだろうか。

また発表された決算短信にはWiiの販売予想規模について来期1年間でハードは600万台、ソフトは1700万本を想定している。生産体制の都合もあるだろうが、比較的おとなしめな予想と思われる。

次々参入するメーカーが発表される一方、最大のライバルと目されているPS3の前評判は(前ハードのPS2がゲームキューブと比べて圧倒的に優位だったこともあり)高い。同時に発売価格も高いが、PS3にはその値段の高さをも凌駕するような勢いが見受けられる。Wiiがどこまで発売前の前哨戦をこなし、有利に立つかは、提供されるソフト次第ということになるのだろうか。

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