東証、新カスタム指数「TOPIX 1000CSR」の開発に着手

2006年04月26日 06:30

株式イメージ【東京証券取引所】は4月25日、新カスタム指数「TOPIX 1000 CSR」の開発に着手したことを明らかにした(【発表リリース】)。CSRとは「企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)」のことで、今新指数はCSRの要素を加味したものとなる。

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TOPIXのような不特定多数の利用者を対象とした一般指数ではなく、特定の限られたユーザーのみを対象としたカスタム指数として開発される「TOPIX 1000 CSR」。この指数は現在東証第一部の代表的な1000銘柄で構成される【TOPIX 1000 FLOAT】の名称を変更し、同時にCSRの要素を加味して構成を再検討するという。

「TOPIX 1000 CSR」の開発にあたってはCSR調査の分野で経験のある【グッドバンカー】【三菱UFJリサーチ&コンサルティング】が協力する。今後具体的な指数の内容などが確定次第あらためて告知されることになる。

簡単にまとめると、当サイトが現在配信している独自株式指標「ゲーム平均株価」のような指標でCSR要素を加えたものを東証自らが配信しよう、というもの。果たしてCSRの条件付けに合致したものが1000社もあるのかどうか不安な面もあるが、銘柄のリストそのものが投資判断の一つの材料として重要視されるに違いない。

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