ビブロスのビーボーイ事業、アニメイトに売却へ

2006年04月20日 07:00

時節イメージ【新文化】が報じたところによると先に破産手続を表明した【ビブロス】は4月19日、ビーボーイ事業について【アニメイト】に売却することが明らかになった。破産管財人の田川淳一弁護士とアニメイトとの間で契約が交わされたという。

スポンサードリンク

今後アニメイトは同社内でビーボーイ事業を展開するのではなく、新しい受け皿会社を設立し、この関連出版を行っていくという。先の債権者説明会ではこの受け皿会社には少なくとも8億円の資金が必要としていたが、実際どの程度の資金が用いられるのかは不明。

現在アニメイト・ビブロス両社からも正式な発表はないが、受け皿会社が正式に新設されれば、少なくともアニメイトから告知はあるはず。既存書籍や出版予定だった書籍がどの程度引きつがれるか、そして新たなラインがどのくらいの規模になるかなどは一切不明だが、少なくとも光明が見えてきたことだけは確かだろう。

このカテゴリーの冊子は世間一般に言われている以上にニーズが高く、特にインターネット上における情報展開や冊子の購入などが盛んなことで知られている(媒体の特性にもよるのだろう)。アニメイトはインターネット通販にも積極的であり、この点でも期待ができる。


■関連記事:
【ビブロス、債権者説明会開催】
【ビブロス破綻の原因、自己破産した碧天舎の債権者説明会開催】


(最終更新:2013/08/28)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ