何もしなくとも放置で食べられる自然解凍食品が人気

2006年04月18日 07:00

自然解凍食品イメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]によると、学校や会社に持参するお弁当用の冷凍食品の売上が伸びているという。惣菜の種類が増えて消費者の選択肢が増加し、極端な話「惣菜だけでお弁当を作る」こともできるようになっただけでなく、冷蔵庫から出して調理をせずそのまま使える「自然解凍」商品が増えていることも、売上を後押ししているという。

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日本水産のおべんとうに便利シリーズイメージ冷凍食品はかつて、油で揚げるコロッケやエビフライというタイプが主流だったが最近ではオーブントースターや電子レンジで加熱するだけの、「調理」とは呼べないような簡単な作業で美味しく食べられるものが主流になっている。「気軽に」「簡単に」「失敗無く」というニーズに応えたもの。

ところが最近ではこのニーズを究極的に追求した自然解凍食品が登場し、人気を博しているという。冷蔵庫から出して弁当箱に詰めるだけ。調理も何もいらない。自然に解凍されて、お昼ごろには食べごろになる。

「熱を加えないで大丈夫か」「自然解凍では水っぽくなり味が落ちる」という懸念の声もあったが、ニーズの高まりと好評さにかき消される形となった。参照記事では【日本水産】【味の素冷凍食品】【アクリフーズ】などの商品が紹介されている。特に「保冷剤の代わりにもなり、夏場は弁当が傷みにくい」という意見には「なるほど」と納得。

この自然解凍分野は昨年の市場規模は100億円で、これは前年比4割増と大幅に増加している。お弁当向けのおかずとして最適ともいえる自然解凍食品、今後もメーカーはますます新商品を投入してくるだろう。どのような種類のおかずが誕生するのか、楽しみでもある。

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