NESTAGE(7633)運営のGlepで中古買取と価格変動チャート掲載開始、再販プロジェクトも立ち上げ

2006年04月03日 12:30

ゲームイメージTVパニックやwanpakuなどのゲーム販売フランチャイズを展開する【NESTAGE(7633)】が運営するゲーム情報ポータルサイトGlepは4月1日から、中古ゲームソフトの価格チャートを公開しソフトの買取を促進すると共に、流通量が少ないものの人気の高いプレミアソフトについて再販や移植を交渉する「再販プロジェクト」を立ち上げた。また、モバイル版もスタートした。

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中古ソフトの買取価格は、一週間単位のチャート表示が行われる。買い取り価格の変動を見ながらユーザーは売り時を判断し、専用のフォームで申し込むことができる。買い取り手続きには無料の会員登録が必要。また、4月15日まではソフトの送料が無料になるキャンペーンを実施している。

一方「再販プロジェクト」では、リクエスト型通販サイト【たのみこむ】のように人気ソフトの再販や他機種への移植に関するユーザーからの投稿を募り、リクエストの多いニーズに対しては該当するゲームメーカーなどに交渉を行うというもの。中古ソフト売買や価格変動と連動する面もあり、非常に興味深い。現在、『パネキット』などが上位にあがっているようだ。

中古買取価格チャートは一週間単位での変動表示なことや、株式市場のチャートのように完全な需要・供給に基づく値動きはしない(多分に買い手側となるGlep側の思惑が左右する)、出来高に該当する買取数が一切表示されていないなど、まだまだ改良の余地はあるが、試みとしては非常に面白い。さらにある程度データがまとまった段階で、一般の株式市場サイトのように出来高別・上昇率・下落率など各種パラメータを算出してランキングを表示するような工夫を施せば、もっと意義のあるコンテンツになると思うのだが。

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