限りなくチョコでないチョコ「チョコレート効果 板カカオ99%」がひそかな人気!?

2006年04月24日 06:30

チョコレート効果イメージ【Mainichi INTERACTIVE】に、【明治製菓(2202)】から発売されているチョコレートのシリーズ「チョコレート効果」に「板カカオ99%」が追加されたことが掲載された。先に【「カカオの恵み」と「チョコレート効果」】でも紹介している通りこの商品はすでに発売済みのものであり、記事掲載は少なからぬブームとなりつつあることを示す一つの証拠だと思われる。

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「カカオ99%」は「チョコレート効果」シリーズの最新作。元々このシリーズはチョコレートの中のカカオ分の多さをうたったもので、その含有率にあわせて「板カカオ72%」「板カカオ86%」といった名前がつけられていた。今回話題の新商品「板カカオ99%」はその言葉どおり、カカオ分を究極に増やした99%のビターチョコレート。

チョコレートの主要成分であるカカオ本来の香りとコク、歯ごたえが特徴で、動脈硬化の防止に効果があるとされているカカオマスポリフェノールが1700ミリグラム(従来のミルクチョコの約4倍)含まれている。口にすると結構苦いのだが、砂糖を一切加えず、独自の製法とブレンドで苦味・酸味・渋みを極力抑えたという。

公式サイトの説明ではこのカカオ分99%について以下のように述べており、それを読むだけでもいかにも「苦い」ことが分かるはずだ。

カカオ分99%のビターチョコレート。砂糖を一切加えずカカオ分で仕上げた究極のビターチョコレートです。非常に苦いのでお口で少しずつ溶かしながら、甘い飲み物と一緒に召し上がることをおすすめします。


上記前記事でもコメントしているが、実際に苦い。チョコレート「菓子」というよりは起源の薬に近い位置にあると思って良い。

ただ、カカオ分含有量の高いチョコレートは単に健康のためとしてだけではなく、ダイエットのために(低インスリンダイエットのために、あるいは単に「チョコを食べたいが甘み摂取は避けねば」という場合のために)好まれる傾向があった。今回の「板カカオ99%」の発売によってその人気に拍車がかかったようだ。

実際当方(不破)も先日改めて近所の薬局にて調べたところ、専用コーナーの『チョコレート効果』や類似商品として同じく人気のある、【ロッテ】の『カカオの恵み』の在庫がほとんど無くなっていた。あるいは新聞以外にテレビ番組などで紹介されたのかもしれない。

「板カカオ99%」は普通のチョコレートと同じ感覚で食べると色々大変なことになる。が、ここしばらくはものめずらしさも相まって、品薄状態が続くことになるだろう。話題に登ることが多くなれば、他のメーカーからさらに類似商品も登場するに違いない。


(最終更新:2013/09/04)

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