ライブドア(4753)が本日4月13日付けで取引所での売買終了、上場廃止へ

2006年04月13日 07:00

株式イメージ2006年1月16日の東京地方検察局特捜部などによる強制捜査にはじまる一連の証券取引法違反事件などで始まった株価の急落(ライブドアショック・マネックスショック)を皮切りに、さまざま影響を多所に呼び起こした【ライブドア(4753)】が、本日4月13日の取引を最後に上場廃止となる。また、子会社の【ライブドアマーケティング(4759)】も同様に今日の取引が最後となる。

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上場廃止となれば明日以降、ライブドアなどの株式は市場での売買が不可能になる。この件だけに限っても、「上場廃止で引き出され各株主に手渡されることになる株券の発行手続や手数料はどうなるのか」という問題で物議をかもしだし、各証券会社に「整理ポスト以降後の株式の移送手続は行わない」宣言をさせるほど、株式投資かいわいを騒がせたライブドア。天下の【東京証券取引所】をして取引の時間短縮を決断させるなど、色々な意味で歴史に名を残すことになった。

ライブドア株式自身の株価はかつて800円近くまで上昇したものの一連のドタバタをきっかけに急落し、一時50円台まで値を下げ、現在は100円前後で推移している。色々な人のさまざまな思惑が絡んでいるとはいえ、これほどの値をつけているのが不思議といえば不思議だ。

また、ライブドアなどが上場廃止となれば、東京証券取引所が行っている(そして他証券取引所との時間差によるさまざまな「いたずら」が問題視されている)後場取引時間の短縮措置も解除され、市場の正常化が推し進められることになる。

ともあれ本日付(ライブドアはこれまで通り午後2時からの1時間のみの取引)で上場が廃止となるライブドア、ライブドアマーケティング。売るにしても買うにしても、比較的簡単に取引できるのは今日が最後。各投資家も「なすべきこと」は今日のうちに行った方がよいだろう。

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