ゲームソフトランキング更新、野球ゲーム健闘

2006年04月16日 12:30

メディアクリエイトが発表した2006年4月3日~4月9日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座にはもはやニンテンドーDSとしてだけではなくゲーム機ソフト全体の代表作としてもそん色のない、万人受けするナイスな知的ゲーム『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』がついた。最近ではどちかというと品切れ状態が続くDSLよりもDSの方が売れているという面白い現象も引き起こしているタイトルのひとつであるこの『もっと脳』シリーズ。今後ますます日本人を「賢くする」タイトルとして売行きを伸ばすことだろう。

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第二位にはリアル系プロ野球ゲーム『プロ野球スピリッツ3』が。一時期プロ野球ゲームは権利の関係やサッカーの人気上昇からで衰退のきざしが見られたが、問題も解決しじわじわと人気を盛り返しつつある。ゲームもそれに伴いセールスをあげてきているが、最近ではリアル志向にニーズがあるとメーカー側では見ているようだ。

第三位はこれもおなじみの『おいでよ どうぶつの森』がランクインした。数が売れて普及率が高まり周囲の人たちが遊ぶようになると、相互にデータを交換して楽しさが増え、持っていない人もほしくてたまらなくなるというプラスのスパイラル効果が生み出されつつある。また、データを別々にして遊びたいという要望から、一家族で複数のソフトを(ハードと共に)買い求めるパターンも増えているのが、セールスが好調な理由の一つといえるだろう。

第四位には『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』が。第一位の最新作とあわせ、相乗効果で売れまくり状態。普通なら続編が出ると前作もそれなりにセールスを盛り返すのだが、ここまで効果的に売上が伸びるのも珍しい。

今週は第五位に『プロ野球 熱スタ 2006』が入るなど、野球ゲームに注目が集まった週となった。特に「熱スタ」ではいまや懐かしの「ファミスタ」モードが入っているのが好評。メーカーもファミスタモードだけで1本新たに作ってくれるとありがたいのだが。


(最終更新:2013/08/17)

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