ローソン(2651)が銀行代理店業への参入を検討の動き

2006年04月13日 07:00

株式イメージ【ローソン(2651)】が4月12日発表した【定款の一部変更に関するお知らせ】によれば、ローソンが銀行代理業へ参入を検討していることが明らかになった。5月26日に開催予定の株主総会で、定款内の会社目的に「銀行代理業」を加えるよう提案する。

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預金、融資業務を銀行に取り次ぐ銀行代理店業務は4月から一般企業に解禁されている。リリースによれば、今件について

(1)フランチャイズ事業におけるサービスの拡大を企図するため、現行定款第2条(目的)に「銀行代理業」を追加するものであります。


とある。また、一部報道によればすでに複数の銀行と交渉を開始しているもよう。ただ、ローソンをはじめとするコンビニエンスストアは基本的にアルバイトによって業務が支えられているのが実情なので、専門知識を教え込むのは難しい。結果として銀行代理店としての業務範囲は狭くなる。

とはいえ、ローソンは全国に8300店もの店舗を配し、コンビニ業界第二位の位置を占めている。またすでに、【日興コーディアル証券(8603)】と提携しローソン専用の電子取引端末「Loppi」を用いて株式購入ができる【ピーカブー】のサービスを実施している。今回の銀行代理店業務への模索も、この「Loppi」に新たな機能を追加するための動きであることは容易に想像がつくだろう。

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