PSP+A列車+萌え=!? PSP用『リサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~』6月発売

2006年03月27日 06:00

リサと一緒に大陸横断 ~A列車で行こう~イメージ【アイディアファクトリー】は3月24日、PSP用シミュレーションゲームリサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~を6月に発売すると発表した。5040円(税込)。

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リサと一緒に大陸横断 ~A列車で行こう~イメージ『リサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~』は、【アートディンク】から発売されていることでおなじみの、鉄道会社の運営を中心にした都市開発シミュレーションゲーム『A列車で行こう』シリーズの1作品。今シリーズが制限内でなら自由自在に鉄道を建設できる箱庭型シミュレーションゲームであるのに対し、『リサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~』は「鉄道をメインにした都市開発シミュレーション」という大筋部分は踏襲しているものの、各マップに設けられた勝利条件を果たしていくという「マップクリア型」のゲームシステムとなっている。

ストーリーはといえば、「鉄道王」の父を持つプレイヤーが秘書のリサ・マクラグレンのアドバイスを受けながら、大陸横断鉄道建設の夢を実現するために鉄道会社の事業を継ぎ、運営していくというもの。他の『A列車で行こう』と異なり、マップごとの達成条件、アドバイザー役のリサやライバル鉄道会社の存在が、『リサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~』を特徴付けている。

ただ、それらの点(+登場キャラクタのビジュアル)などをのぞけば、大筋は『A列車で行こうシリーズ』とあまり変わらない。資材を調達して鉄道を運営し都市を開発していく楽しさはシリーズ共通のもの。

PSPのユーザー層を考慮してキャラクタビジュアルに代表されるような「萌え」要素を追加したものの、本筋では長らく人気を集めて止まないシミュレーション性を兼ね備えている『リサと一緒に大陸横断~A列車で行こう~』。バランス調整もされているとのことで内容についてはさほど心配はしていないが、PSPでどこまでスムースに操作できるのかが気になるところだ。

ちなみに今タイトル、もうお気づきの人も多いだろうが元々プレイステーション用に1999年に発売された『A列車で行こうZ 目指せ大陸横断(今は「ARTDINK BEST CHOICE」として発売)』が2003年に『SuperLite 1500シリーズ A列車で行こうZ ~めざせ! 大陸横断~』としてリセールされ、さらにそれに対して「キャラクタの差し替えやバランス調整」など手が加えられたもの。実に7年の月日を経て、PSP版として再登場することになる。

かつて別メーカーではあるが類似ジャンルの有名戦略系シミュレーションゲームにおいて、同様に萌えキャラクタ(当時はまだ萌えではなく美少女だった)導入・ストーリー付加を行ったタイトルが、ものの見事にあてが外れてしまったという前歴がある。時代の流れを受けて、萌え要素・携帯ゲーム機向けというファクターが加わったあたり、吉と出るか、それとも……。

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(最終更新:2013/09/19)

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