ライブドア、会社が大騒動の一方でサイトは活況

2006年03月13日 08:30

株式イメージ【asahi.com】によるとライブドア(4753)が運営するポータルサイトは、堀江貴文前社長らによる一連の騒動の後も、アクセス数そのものは増大し人気をキープしているという。イメージダウンを恐れて広告を取り下げる企業もある一方、「せっかくの人気サイトだから」と広告出稿や情報提供を続ける会社もある。

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「(経営や事件の問題はともかく)サイトはがんばって続けてほしい」とは気象情報提供会社【ハレックス】のコメント。ライブドアとは1999年に契約を締結し天気情報を提供している。この2年間でサイトの閲覧者は200倍くらいに増えたのではという観測も。それに伴い昨年、ライブドア側から情報ボリュームを上げてほしいという要望を受けてデータを大幅刷新。情報提供料も上がり上得意様となった途端に今事件はおきてしまった。お得意様の状況の変化はハレックス側にしても気が気でならないわけだ。

ライブドア側発表によるとポータルサイトの閲覧者数は昨年1月には9億件だったのが6月には18億件、そして今年1月には20億件に達した。サービス利用のためのID登録者数も昨年1月からの一年間で1008万人から1571万人に急増(ブログ利用者によるところが大きいと思われるが……)。

もちろんイメージ戦略上、広告出稿を打ち切った企業もある。例えば【トップページ】右側にページスクロールと共にスライドする(目立つだけに広告費も高い)動的広告が、最近になって置かれなくなった。これは技術的問題ではなく単に出稿する企業が無くなったからだと思われる。

ライブドアの広報グループは

このような状況下でも多くの方が継続して利用していただいていることは、技術力や利便性を高く評価していただいた結果ととらえています。今後もサービス提供に努めます


とコメントしている。創造性云々はともかくとして(【参考:ライブドア(4753)、ポータルサイトでナレッジマネジメントシステム「livedoor knowledge」スタート】)、それなりの技術力や柔軟性を持っているのは間違いない。良しにつけ悪しにつけネームバリューは天井まで跳ね上がった。本体の財務状態や一連の「案件」にカタがつけば、それなりの位置はキープできるのではないかと思われる。

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