地球の裏側アルゼンチンでも「萌え」光線にメロメロ、日本製小型フィギュア「Gashapon」が大人気

2006年03月23日 08:30

ガシャポンイメージ【asahi.com】によると地球の裏側アルゼンチンにおいて、日本では萌え商品として知られるアニメーションの小型フィギュアが「Gashapon(ガシャポン)」という名前で呼ばれて店頭に並び、ファンたちの人気を呼んでいるという。元記事では多少照れくささが見て取れるものの「Gashapon」を眺めつつニコニコしているアルゼンチンの若者たちの姿が写真に映し出されている。

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アルゼンチンでは1990年代にドラゴンボールやセーラームーンがテレビで放映されると共に、若者の間で日本アニメのブームが起きた。そして現地語であるスペイン語に翻訳された漫画本や、日本文化を紹介する雑誌も発行されるようになったという。

記事ではアルゼンチン・ブエノスアイレス市内にある日系2世のグッズショップを紹介。その店では日本アニメの関連商品としてのフィギュア人気に火がつき、常に30種類が用意されているとのこと。また、「おたく(Otaku)」という言葉は、アルゼンチンのアニメファンの間では「日本」と同意語としてとらえられているという。また、夏休み・冬休みには日本同様にアニメイベントが開催され、3万人もの人が集まるとのこと。

試しに「Gashapon」というキーワードで検索してみたところ、【Gashapon Shop】【Gashapon de:Gashapon】【Gashapon & Fun】など、言葉通り「ワールドワイド」な展開をしていることが一目で分かった(二つ目のGashapon de:Gashaponはドイツ、三つ目のGashapon & Funはイタリア)。しかもそれは皆、ルーツが日本であると認識しており、それぞれの母国語の他につたないながらも日本語での説明やキャッチコピーの表示が行われているあたりがほほえましい。

日本のアニメ・オタク文化は世界に誇れるものであり、日本最大の輸出商品・産業であって防衛兵器でもある、という考えがある。鼻で笑う人もいるが、これらの記事や検索結果を見る限り、あながち間違ってはいないのではないかと思えてならない。

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