【更新】イズミ(8273)を空売りし株価下落をもくろみ連続放火をした男捕まる

2006年03月30日 07:30

株式イメージ[YOMIURI ONLINE]によると山口や広島の「ゆめタウン」を狙った放火事件において現住建造物等放火未遂などの容疑で山口県警に逮捕された[広島市衛生研究所]の技術職員八島宏之被告(42)が、ゆめタウンを経営する[イズミ(8273)]>の株式を信用取引で売っていた(空売りしていた)ことが明らかになった。県警ではこの取引で利益を得るための行動だと見ている。

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記事によると県警が押収した押収物から、当人がイズミ株式の信用取引をしていたことが発覚。実際、山口・広島両県の2店舗で事件発火装置が見つかった1月20日前後には株価が多少下がっている。だがその株価もすぐに回復している。さらに1月末には事件予告文書などを送りつけ、2月18日には実際に向精神薬入りのカップめんがおかれる事件を起こすなど、株価が思うとおりに下がらなかったことから犯行を繰り返したと見られている。

現在取り調べに対し当人は「自分の行為で株価が下がるか調べてみたかった」「注目を浴びたかった」と述べており「株価を下げて儲けたかった」という主旨の発言はしていないもよう。だが実際には「風評の流布」どころではなく実害を与えて株価を下げ、一儲けしようとしていた魂胆はミエミエ。

もちろん犯罪を助長するわけではないが、三流経済小説の悪役でももう少しまともなことをするだろうに。おまけに「株価が思うように下落しないので犯行を重ねた」というあたり、格好が悪いとかいうレベルの話ではない。いい年をした大人が何をしてるのか、と言われても仕方の無い話だろう。

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