現行ライブドア(4753)経営陣、堀江元社長に持株売却を要請

2006年03月29日 06:30

【NIKKEI NeT】によると【ライブドア(4753)】の現社長平松庚三氏は同社の筆頭株主、堀江貴文前社長に、保有するライブドア株式を手放すよう要請したことを明らかにした。すでにライブドアは【USEN(4842)】と提携するなど経営刷新、再建に取り掛かっているが、堀江前社長が大株主として残ったままではイメージ的にもそれらが難しいと判断したようである。

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堀江前社長は現在でも1億8098万株(発行済み株式の17.25%)のライブドア株式を保有しており、純然たる大株主の地位は保持したまま。平松氏によれば弁護士経由での要請に対し堀江前社長は「協力する」と語り同意する方向で話は進んでいる。ただ、売却時期や価格、誰を買い取り先にするかなど詳細は「何も決まっていない」としている。

会社建て直しのためならば、ということであれば堀江前社長も同意せざるを得ないだろうが、現状と株主であるかどうかの間には法的つながりはない。自分がどのような立場になっても、手持ち株主を売る義務は無く、強制的に売却しなければならないこともない。大人な態度を採り、紳士な対応をするかどうか、買取先がどこになるのかもあわせ、今後の展開に注目したいところだ。

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