証券取引等監視委員会、ライブドア(4753)前社長の堀江氏ら告発

2006年03月13日 19:15

株式イメージ【共同通信】などが報じたところによると、ライブドア(4753)が2004年9月期の決算を53億円あまり粉飾していた件につき、【証券取引等監視委員会】は堀江貴文前社長ら旧経営陣5人とライブドアそのものを証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、俗にいう粉飾決算)容疑で13日午後、東京地方検察庁に刑事告発した。

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ライブドアの2004年9月期における有価証券報告書にウソの記載をした件では、本来3億円ほどの赤字だったのを「自社株売却益の組み込み(会計上売上には認められない)」「架空取引による子会社預金の付け替え」などで50億円の経常利益が出ているように見せかけたというもの。

今回対象となったのは堀江前社長のほか、取締役熊谷史人氏、前取締役宮内亮治氏、同・岡本文人氏、金融子会社の【ライブドアファイナンス】前社長・中村長也氏の4人。

【ライブドア(4753)堀江前社長、利益積み増しを繰り返し指示】でも報じたとおり堀江前社長は「不正な決算は指示していない」「工作の事実も知らない」としているが、他の関係者が「堀江前社長から業績を利益50億円まで積み増すよう何度も指示されやった」と話している。これらのことから関与の深さと会社ぐるみのアクションであるとして証券取引等監視委員会は3月13日先ほど、堀江前社長らを東京地検に告発した。

また東京地検特捜部も捜査と準備を進めており、上記告発を受け、こう留期限の3月14日に起訴を行う予定。さらにこの告発を受け【東京証券取引所】はライブドア株式を整理ポストを経て上場廃止にする予定である。

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