【更新】起訴を受けライブドア記者会見、本社身売りの可能性も示唆

2006年02月14日 08:30

[YOMIURI ONLINE]によると[ライブドア(4753)]の平松庚三社長は2月13日、ライブドアの前社長堀江貴文容疑者らと法人としてのライブドアなどが証券取引法違反で起訴されたことを受け、記者会見を行った。その中でこれまで表明していたライブドアグループが一体となって経営再建に取り組む方針を修正し、ライブドア本体の身売り、社名・ブランド名の変更、グループ企業の売却も検討することを明らかにした。起訴だけでなくグループ企業の離脱や主力取引銀行の動向などが影響したものと思われる。

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平松社長は1月24日の就任の際にはグループの切り売りや本体の身売りについては否定していたが、昨日の会見では考えを一転、「今は、ありとあらゆることを想定して事態に備えている」と述べて、ライブドア本社の株式を売却して他社傘下におさまることも視野に入れていることを明らかにしている。

現状を見る限りでは「切り売り・身売り」をせずに済むような事態の進展が見込める可能性は高くない。ライブドアが別の会社の一部門か子会社化して名前そのものも無くなり、数年後に「そういえばそのような会社もあったよね」と語られる可能性も出てきた。もっともライブドアという名前自体、元々オン・ザ・エッジが無料プロバイダーのライブドアから買い取ったようなものだから、名前云々というのはあまり意味がない話なのかもしれない。

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