MEX(3746)、ライブドア(4753)に出資比率引き下げを求める

2006年02月10日 08:30

株式イメージメディアエクスチェンジ(MEX)(3746)は2月9日の取締役会で、親会社であるライブドア(4753)に対し、業務資本提携関係の抜本的見直しを求めることを、取締役全員の一致によって決議したと発表した(【発表リリース】)。そしてこの決議に基づきライブドアに対し、ライブドアが持つMEXの株式の保有比率の低減を含む要望事項を送付した。

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2月9日の夜記者会見した同社の吉村伸社長は、第三者への株式売却(要はライブドアが持っているMEXの株式を別の会社が買い取ること)を要請していること、その候補はMEX側が選びたいこと、すでに複数の会社から打診があることなどを明らかにした。また出資比率の引き下げだけでなく、ライブドアからの役員の受け入れなどまだ実行されていない提携案件を白紙に戻すよう要請しているという。さらにグループ企業離脱も考えにあるとのこと。

ただし今要請には法的根拠は無く、あくまで「お願い」の範疇でしかない。情勢から鑑みるとライブドアも今要請には応じざるを得ないだろうが、そうなると今後ますます同様の動きがあるものと思われる。しかも「グループ会社と思われると営業に深刻な影響がある」という大義名分があり、ライブドアにしてみれば首を横に振るのも難しそうだ。

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