任天堂(7974)、携帯ゲーム機DSにさまざまな新機能搭載を発表。まさに多機能携帯情報端末へ

2006年02月16日 08:30

「DSブラウザー」イメージ任天堂(7974)は2月15日、同社が発売している携帯ゲーム機ニンテンドーDSに関するカンファレンスを開催、その中でさまざまな新ソフトの紹介や、テレビチューナー、さらにはOperaベースのブラウザも登場することを明らかにした(【カンファレンスのレジュメ】)。

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「地上波デジタル放送受信カード」イメージ上記資料に山ほど詳細に説明が行われているので詳しくはそちらで確認してほしいが、ニンテンドーDS本体が日本ゲーム史上催促で実売(出荷ではない)600万台を突破したことやミリオンセラータイトルが続出していること、ハードの供給が追いつかず売り切れが相次いでいることなどが説明された。

また、知的探求シリーズの新作や『テトリスDS』、『ニュー・スーパーマリオブラザーズ』などが発売予定であることなど、新作タイトルも山盛りであることが明らかにされた。

ソフト面だけでもお腹一杯の様相だったが、さらにハード面におけるDSの将来性を期待させる発表も行われた。その一つが地上波デジタル放送受信カードの発売。DSカードにアンテナを備え付けた形のオプションで、今年末に発売したい意向。携帯電話などで騒がれているワンセグ方式を利用する。アンテナがやや大きめだが、これは電波の安定受信を確保するためなのか、さらに「何かを考えている」のかは現在のところ不明。

もう一つが「DSブラウザー」。Operaを用いたウェブブラウザーで、2画面構成というDSの特徴を活かし、下の画面で全体図、下の画面で拡大図を表示する。タッチスクリーン機能を使うことで、ダイレクトな感覚でナビゲーションができるのが特徴。こちらは6月発売予定。3800円の予定。

かつて(そして恐らくは今でも)携帯電話をライバル視している任天堂。今回の発表はDSが、携帯電話が目指している方向の一つ「携帯総合情報端末」を見事にとらえていると確信させてくれた。

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