【更新】4月以降再診料が少しだけお安く、そしてジェネリック医薬品が使いやすくなります

2006年02月17日 12:10

[YOMIURI ONLINE]によると【厚生労働省】は2月15日、2006年度の診療報酬改定案を【中央社会保健医療協議会】に提示した。それによると再診料を病院で10円、診療所で20円引き下げるなど、医療費の削減に重点を置き、総額はマイナス3.16%と過去最大の下げ幅となる。4月から新報酬は実施される予定。

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今回の改正案では、病院と診療所で格差のあった初診料が2700円に統一され、再診料は病院570円・診療所710円に下げられる。また、長期入院を減らすために入院基本料の見直しも行われた。

他に一般的に気になる点を挙げると「ニコチン依存症の患者に対する禁煙指導が保険の対象となる」「コンタクトレンズ使用者が眼病でない場合の定期検査を保険対象外とする」「入院時の食費は1食640円とする」など。10月までに医療費の内訳がわかる領収書を患者に発行する仕組みを設けるよう、医療機関に義務付けた点も注目に値する。

そして俗に言うジェネリック医薬品(新薬特許が切れた後に作られる安価な後発医薬品)の使用を促進するため、後発医薬品への変更が可能かどうかをチェックする欄を処方せんに設けるとしているのに着目したい。薬代の高さで頭を抱えていた人も、今後はもう少し財布の痛みも軽減されるかもしれない。

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