思惑錯綜、アメリカの投資会社がライブドア(4753)株を買い増し

2006年02月16日 08:30

【ライブドアニュース】によると、アメリカの投資顧問会社の【キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント】ライブドア(4753)の株式を一連の証券取引法違反事件後に買い増しし、保有比率をこれまでの6.54%から8.58%の約9000万株にまで引き上げていたことが、関東財務局に提出された大量保有報告書によって明らかになった。

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保有目的についてキャピタル社では「顧客である機関投資家の利益を目的とした通常の業務としての純投資」とだけ説明している。

【外資系投信がライブドア(4753)株式を大量売りぬけ】にもある通りライブドア株式についてはアメリカの資金運用会社のフィデリティ投信が大量に保有株式を売却していた。

単なる短期間における利ざや目的なのか、あるいは企業買収云々を考慮に入れたものなのか、その思惑は明らかではない。が、ここまで急激に値を下げた、それなりに大きな資産を持っていそうな上場企業であるだけに、今後もさまざまな「思惑」が絡んだ大きな売り買いが錯綜しそうである。

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