ライブドア堀江容疑者独房第一声は「株価は見られないんですか」

2006年01月25日 12:15

Sanspo.comによると、ライブドア(4753)グループによる証券取引法違反容疑で先日逮捕された堀江貴文容疑者が東京拘置所の独居房に入る際の第一声が「株価は見られないんですか?」であることが、捜査関係者の話として明らかになった。さらに「インターネットもダメなんですか」とも質問したという。

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堀江容疑者は容疑者の弁解を記録する弁解録取書(供述調書)などの調書への署名も拒否するなと徹底抗戦のかまえ。記事では拘置所のようすがある程度写真とともに説明されているが、テレビ、ネットやメール、携帯などはすべて不許可、新聞は検閲を受けた上で購入可能。食事は比較的質素なものだが、弁当の差し入れはありだという。

オンザエッジ時代には他社との打合せや講演の際にも自分の携帯で自社株の動向をチェックするようすが報じられるなど、元々株価の動向やネットを生き甲斐としているような堀江氏には、ネットや携帯、ましてやテレビも無い拘置所の生活は極めて辛いものがあるだろう。

実際当方(不破)も入院していた際に携帯も含めたネットから完全に遮断された生活を送った経験がある。最近ではネット環境も整備されている病院もあるようだが、自分のところはその準備が無かった。もちろんパソコンも無いし持ち込みも不可。

まだテレビと新聞があったから何とかもったものの、日がたつにつれて世間から取り残されているような気持ちになっていく。手持ち銘柄の動向も非常に気になる。新聞の株価欄を見ただけでは分からないことが多すぎる。社会情勢の動向やネット技術の新情報においていかれるのではないかという不安感。一言でまとめるのなら、非常に不安定な精神状態になったのを覚えている(中毒の一種かもしれない)。

ましてや立身出世をパソコンやネットというIT技術を道具としてなし上げた堀江氏が、それらからまったく遮断された拘置所生活に何日耐えられるか、気になるところである。すでに側近らはライブドア本社の粉飾決算についても肯定する証言をはじめている。堀江氏にしてみれば「電子的兵糧攻め」ともいえる拘置所生活。仮にまだ真実を語っていないのなら、そうせざるを得ない日は案外遠くないかもしれない。

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