【更新】ライブドア堀江社長、朝の記者会見で「事業に問題ない」と発言(追記記事あり)

2006年01月17日 19:15

証券取引法違反容疑で関連会社や自宅などを家宅捜査された[ライブドア(4753)]の堀江貴文社長は1月17日午前7時ごろから5分間という短い間ではあったが記者会見を行った。捜索開始から時間が半日ほど経過しての記者会見になったのは、本社での捜索が17日の午前6時過ぎまで続いたため。

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[Sankei Web]では今朝行われた記者会見の要旨が掲載されている。その中で、捜査中であるので捜査内容については不確かなことを言うわけにはいかないとしつつも、事業については特段問題があるわけではないので、これまで通りに「事業の拡大に努めていきたいと思っています」と述べた。

また責任については、状況を把握できていない段階で進退云々を語るのは逆に無責任であるとし、具体的なコメントはしなかった。

堀江氏のブログ[livedoor社長日記]には今件について「いろいろご心配&お騒がせしております。」とのタイトルと共に「今後の業務は通常通り行います。地検の調査に関しては全面的に協力していこうとおもいます。今後ともよろしくおねがいします。」とだけ記載されている。またその書き込みにはすでに200を超えるコメントが付記されている。よしにつけあしにつけ、堀江氏の知名度の高さがうかがえよう。

今後状況の進展と共に、再び記者会見が開かれると思われるが、その時にはどのような事実が明らかになるのだろうか。


※追記記事:[YOMIURI ONLINE]によると粉飾決算の容疑が固まりつつあるようだ。また、この参照記事では粉飾工作はライブドア本社がメールで指示していた、メールデータを当局が入手している、とあるが、[Mainichi INTERACTIVE]や[NIKKEI NeT]によると、ライブドアの堀江貴文社長、宮内亮治取締役、岡本文人取締役の3人が関与していたことは裏づけられつつあるらしい。

記事によると、どうもこれほどの大きな額の経済事件にしては、やり方が幼稚すぎるような気がしてならない。学生の文化祭気分で経済犯罪を犯しているような雰囲気に見えてくる。

なお「らしい」「ようだ」と確定形でないのは、今記事がいずれもソースを「関係者の話」としているため。今件では「関係者の話」がソースとして語られるのが多すぎる感がある。当局側が積極的に情報をリークしているのか、それとも当事者側の口が(IT企業にはありがちなのだが)軽いのか、それは分からない。


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