ヤクルト球団、「東京」を頭につけ「東京ヤクルトスワローズ」に
2006年01月11日 08:30
【ヤクルト(2267)】は1月10日、プロ野球セリーグ球団の「ヤクルトスワローズ」の名称を2006年シーズンから「東京ヤクルトスワローズ」と、フランチャイズの神宮球場に関連のある「東京」を頭につけた形に改名することを明らかにした(【東京ヤクルトスワローズ公式サイト】)。英語名称は「Tokyo Yakult Swallows Baseball Club」。球団のキャラクターやペットマークの変更は無く、新ユニフォームは3月下旬に披露予定とのこと。
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ヤクルト側では昨年12月のプロ野球実行委員会で呼称変更を申請。野球協約の規定により12球団の4分の3にあたる9球団以上のオーナーの承認が必要だったが、10日までにヤクルトを含む11球団のオーナーが認めたという(認めていないのはどの球団なのかは不明)。
発表リリースでは次のように名称変更にあたっての抱負を語っている。
東京ヤクルトスワローズは、行政・民間企業・学校・その他、地域の諸団体と力を合わせ、豊かな生活空間を創造していくことで、地域の人々の健康で豊かな人生創造に、貢献できるものと考えております。
「夢と感動」を、野球というエンターテインメントを通じ、地域に共通の話題を提供し、観戦、応援の楽しみをもたらします。
また野球普及活動にも力を注いで参ります。地域との融和を図り、逞しさ溢れる子供づくり、若者づくりにも貢献して参りたいと考えております。
大勢の方々との信頼関係を築き、ファンに愛され、ファンが誇れるチーム作りと球団経営を行ない、「夢と感動」を提供するために努力して参ります。皆様の変わらぬご支援を、よろしくお願いいたします。
プロ野球チームに限らず、プロサッカー(Jリーグ)など各種プロスポーツチームでは、地域との交流を深めて「地域全体でチームを支えていく」という一体感を盛り上げるため、本拠地の地名をチーム名に加えることがよく行われる。今回の名称変更も、ヤクルト側が球団経営の中でより地域とのきずなを深めて盛り上げていこうという姿勢がうかがえよう。
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