金融庁、銀行の営業時間規制を緩和へ

2006年01月03日 13:10

株式イメージ【NIKKEI NeT】によると【金融庁】は、銀行が設置する支店や出張所の休業日や営業時間の規制を4月から緩和するという。現状では営業を休める日を「土日祝日」と規定、店舗開店時間も「午前9時から午後3時」と定めている。これを、住宅ローンの申し込みを主体とする個人向け店舗などで制限を無くすという。4月から流通業者などへ銀行代理店業務が解禁されるのに伴い、店舗が多様化するのに対応するとのこと。

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代理店業務の解禁は具体的には、スーパーや旅行代理店などの流通業者が、銀行に預金や為替、融資を取り次ぐ代理店業務を解禁するというもの。昨年11月に成立した改正銀行法に基づき、銀行の支店や出張所に現存している営業時間規制を不公平是正のために緩和する。

確かに午後3時で問答無用とばかりにシャッターを閉じてしまう銀行は、不便といえば不便。慣習でかと思っていたが、法的規制があったとは。金銭の計算には神経と時間を使うし、防犯の関係もあるから24時間通常業務というのは難しいかもしれないが、一部の店舗で深夜営業などもあるとありがたいのは確かだろう。むしろ、深夜よりも土日営業の方が便利だと思う人が多いかもしれない。防犯の面でもこの方が良いだろうし、新たな顧客層も期待できよう。

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