もっとも人気の高いテレビ局サイトはNHK

2006年01月31日 08:30

インターネットイメージ【ネットレイティングス】は1月30日、2005年12月および2005年一年間のテレビ局のウェブサイトの訪問率などを調べた調査結果を発表した(【発表リリース、PDF】)。それによると紅白効果もあり12月はNHKが他局を引き離してダントツの16.2%をはじき出して一位になり、年間でも14.0%でトップの座についたことが明らかになった。

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調査結果によればテレビそのものへの年間視聴率ではフジテレビ(4676)がトップでテレビ朝日(9409)が躍進するという傾向が出ているものの、ニュースや選挙報道などの強みから、NHKやTBS(9401)の健闘が目立つという。そしてこれはテレビ局のウェブサイトが単なる番組の宣伝媒体としてだけではなく、報道・情報サイトとして利用される傾向も強まっていると分析している。

NHKは特に、紅白特需以外にも、11月に公表された「スキウタ100曲」関連コンテンツへの需要が大きかったことなど、ウェブサイトの特性を活かした情報発信が功を奏したことになる。NHKは一連の事件をきっかけに改革を推し進めるとしており、ウェブサイトをはじめとしたネット分野への注力も、今まで以上に強力なものとなることが予想される。独走体制は継続するどころかますます躍進する可能性が高い。

テレビとネットの融合は昨年から特に叫ばれてきた話だが、一番保守的に見えるNHKが、実は一番進んでいるのかもしれない。

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