福袋どころの騒ぎではない!? 1億円の照明スタンド、開店直後に売約済みへ

2006年01月03日 09:50

福袋イメージ【asahi.com】によると大手百貨店などで1月2日から始まった初売りでは、去年よりもやや売行きは好調で、高額商品への引き合いも多く見られた。1億円の目玉商品もすぐに売約済みとなる状況もあわせ、参照記事では「消費の本格回復への兆し」と見ている。

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記事では東京三越銀座店や【日本橋店】などの取材レポートが掲載されている。銀座店では3500人が開店前から並び、開店も30分繰り上げ。日本橋店では5000個(!)以上のダイヤモンドやルビーが傘の部分に散りばめられた1億円の照明スタンドを目玉商品にしたが、開店してすぐに売約済みとなったという(さすがにその場でお持ち帰りは無かったようだ)。

また、高島屋日本橋店では4万円のビジネスマンパックが男性客向けに好調で、開店から2時間で用意した10セットがすべて完売。同店では「今年はおしゃれな男性が新たな顧客になりそう」と分析している。

三越の日本橋店では同じく1億円で「映画と同じ35ミリフィルムで60分の映画をオーダーメイド製作できる」という変わった福袋も発売されている。単なる同人的映画ではなく、松竹のプロスタッフを使って製作できる自主映画。富裕層をターゲットとしているという。自伝や自分の銅像など「自分の痕跡を残したい」というニーズは昔からあるので、それの富裕層版といったところだろうか。

ともあれスタンドにしても映画制作権にしても「1億円」をそういう類のものに使えるくらい「福」を持っているのだから、今更福をさらに求めてどうするの、という思いがよぎるのは自分がそういうものに縁がないからだろうか(苦笑)。

閑話休題。福袋といえば電気街の福袋のレポートがそろそろ各サイトで披露されるころ。家電量販店では半ば「売れ残り商品の詰め合わせ」的な印象も強いが、中には自分のニーズにあったものが入っていたり、引きの強い人が買い当てるととてつもないお宝にめぐり合えたりする。「正月は 夢見る気分で 福袋」といったところだろう。

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