マネックス証券(8698)、ライブドア関連銘柄の担保価値をゼロ設定へ

2006年01月17日 12:46

マネックス証券(8698)は1月17日、17日の引け後の評価よりライブドア関連銘柄について保証金代用有価証券の掛目をすべて0%に引き下げることを明らかにした(【発表ページ】)。これは、これらの銘柄がどのような株価を示していても、信用取引における担保にならないことを意味する。

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該当する銘柄は次の通り。名前の後の数値は変更前の掛目、変更後の掛目の順。

ライブドア(4753)70%→0%
ライブドアマーケティング(4759)70%→0%
ライブドアオート(7602)80%→0%
ターボリナックス(3777)70%→0%
ダイナシティ(8901)80%→0%

マネックス証券を利用してこれらの銘柄を保有し、担保にして信用取引をしていた場合、担保不足で追証が発生する可能性が生じることになる(発表ページでも「当該銘柄につきましては、現物株式の買付けを行っても信用取引の保証金代用有価証券としては、評価されませんのでご留意ください」とある)。

今件の決定は、先の家宅捜索に伴いライブドア関連銘柄のリスクを極めて高く受け止めた、ということだろう。なおこの措置についてマネックス側では「当面の間」としており、いつ通常値に戻るかは明記していない。

この動きが他の証券会社に波及するかどうかは現在のところ不明である。

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