ソニー(6758)、AIBO(アイボ)やQRIO(キュリオ)の開発中止、高級ブランド「クオリア」の開発・生産販売も中止へ

2006年01月27日 08:20

AIBO(アイボ)イメージソニー(6758)は1月26日、2005年度第3四半期連結業績を発表し、その中で犬型ロボットAIBO(アイボ)の開発をすでに終了していること、生産も3月末で打ち切ることを発表した(【参考:プレゼンテーション資料、PDF】)。1999年に発売され、15万台以上が販売、ユーザーの対応の仕方でさまざまに成長する、日本を代表するロボットペットもリストラ策にはかなわなかった。

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AIBO(アイボ)イメージAIBO以外に人間型ロボットQRIO(キュリオ)の開発も中止される。また、高級ブランドQUALIA(クオリア)の生産・販売も中止。これは昨年9月22日に発表された特定ビジネスカテゴリーの抽出と収益性改善プランに基づく決定。一言でいえば「AIBOとQRIOがリストラされた」ことになる。

なお、AIBOについてはサービスサポートは今後も継続される。また、AIBOやQRIOで構築されたAIの研究開発は継続し、その技術は広くコンシュマーエレクトロニクス機器で有効に活用するということである。

すでにアマゾンなどでは同機は品切れ状態で、他の入手可能ルートでも同様の傾向が見られる。もし「買おうかな」と思っていた人がいたら、今のうちに手に入れておいた方が無難だろう。

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