西室社長はすでに報じたとおり、今週末に試験を行ったうえで一日あたりの約定処理能力を450万件から500万件にかさ上げする方針を金融相に伝えている。

ライブドア側では証券取引法違反容疑について19日に回答書を送付するとしていたが、送付・公表された内容では東証が要求した4項目(風説の炉不、有価証券の虚偽記載など)のうち1項目分に過ぎず、東証はこれを回答とは認めなかった。期限を区切っている以上、その期限内に回答がなければ次のステップを考えざるを得ないと西村社長は話している。

タイムリミットまであと半日も無い。ライブドアが監理ポストに割り当てられるのが先か、それともライブドア株が売り買い同数で寄るのが先か。寄り方次第では東証の処理能力を超え、また売買停止となる可能性もあるだけに、両社の対応に注目したいところである。