オンラインゲーム『君主』内で都市国家の株式公開を2月3日に実施

2006年01月18日 12:10

ゲームポット(3792)は1月17日同社が現在オープンβテストを実施しているWindows用多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲーム【君主】において、ゲームの都市国家の第一回株式公開を2月3日に実施することを明らかにした(【発表リリース、PDF】)。ゲーム内に存在する43の都市国家のうち2か国の公開が同時に行われる。

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リリースでは株式の購入とその特徴を次のように説明している。

株式はレベル20 以上のユーザーに限り、購入可能です。株式を購入したユーザー(株主)は、速やかに株主総会を行い、該当都市国家の統治者である「国守(こくしゅ)」職を株主の投票にて選出します。株主の過半数の票を獲得して、無事「国守」になったユーザーは、都市国家内の重要施設(官庁、銀行、マーケットなど)の管理責任者である「守令(しゅれい)」職を該当国家の国民に登録されたユーザーの中から任命します。守令の任命を以って、株式公開から都市国家の自治開始までの一連のプロセスが終了し、同時に『君主』のユーザーによるゲーム内自治がスタートします。

各都市国家内には、銀行、マーケット、郵便局などの流通に必要な施設が存在し、「国守」は各施設を直接管理する「守令」らと共に国を運営します。ゲーム内の全てのユーザーがこれらの施設を利用して生きていくため、より多くのユーザーにこれらの施設を使用させることで、国守らはそれら施設の利用料などを収入として、国を経営し、発展、停滞、もしくは没落させることが出来ます。


株式の売買部分についてだが、実際にプレイに参加をしておらず、またリリースにも詳細が記載されていないので株式の売買に関する部分で不明な点が多く、はっきりとしたことは分からない。取引所や売買のルールが細かく設定されているのか、個人間で売り買いができるのか、買占めは可能なのか、盗難の可能性は、などなど気になる点も多い。

単なる投票権としてだけの意味を持たせた株式なら大したことはないのだが、実際の株式のようにさまざまな権限を持たせたり、流通・売買システムを完備して監視機構なども設ければ、それだけで立派にゲームの世界観を支える重要なシステムになるに違いない。

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