小泉首相、セグウェイの次は電気自動車に試乗

2005年12月20日 08:30

エリーカイメージ先に立ち乗り電動自転車ジンジャーことセグウェイで出勤し話題をさらった小泉首相(【NIKKEI NeT「小泉首相、立ち乗り型電動自転車「セグウェイ」で出勤」】)だが、今度は12月19日、慶応大学などが開発した電気自動車【エリーカ】に試乗した(【参照記事:NIKKEI NeT】)。首相官邸の玄関前で助手席に乗り込み周囲を走行、4秒間で時速100キロメートルの加速も体験した。なおセグウェイのときのように自分で運転はしなかった。

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エリーカイメージ試乗は10分ほどで終わったが、小泉首相は興奮気味にスピードの速さをコメント。さらに「石油のない日本にはうってつけだ。実用化のために政府として支援していく」とし、開発をプッシュしていくことを表明した。

エリーカはリチウムイオン電池を電源とする低公害車。最高時速370キロメートルと、電気自動車のイメージ「低速走行」を吹き飛ばすかのようなスペックだ(もちろん日本国内の公道ではこんなスピードは出せない)。

環境保全のためにも水素燃料を利用するタイプの自動車などと並び注目を集めている電気自動車。日本は意外にもこの分野では世界の最先端を「今のところ」突き進んでいる。この優位性を保ち、次世代の自動車産業を担うパワーとするためには、官民一体となって、「あるところには」有り余っているであろう余剰資金を惜しまなく投入する必要があるだろう。

なお今回の小泉首相の試乗のようすは、エリーカ開発関連のブログ【慶応義塾大学電気自動車研究室】でも公開されている。

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