「ハッピーなニュース」限定のニュースサイトに静かな人気!?

2005年12月20日 08:30

[このリンク先のページ(Cnn.co.jpなど)は掲載が終了しています]によると、明るい話題だけを伝えるサイト【ハッピーニュース(英語)】が開設され、静かな人気を集めているという。曰く「戦争や犯罪、災害などの暗いニュースはお断り」。

スポンサードリンク

ハッピーニュースイメージ記事によると「ハッピーニュース」では暗いニュースには一切触れず、芸術や科学、各界で活躍した人物などの話題を掲載している。読者の意見として「このサイトのおかげで世の中も捨てたものじゃないという気持ちになれる」という言葉が寄せられている。

このサイトを構築したのは実用向けサイトを運営する【ページワイズ】社。CEOのバイロン・リース氏は「ニュースの役割は世界の姿を見せることなのに、昨今のメディアは悪いニュースばかりを強調し、ゆがんだ姿を伝えている。そのゆがみを補正するのが私たちの目的だ」と、このサイトの存在意義を説明している。

ニュースの量は1日40本前後。AP通信などの報道資料を元にする記事のほか、市民ジャーナリストからの記事も採用する。また、読者の5%が反感を示す可能性がある記事は排除するというポリシーがあり、このポリシーにのっとって記事を取捨選択すると、政治的なニュースはほとんど落ちてしまうという。スポーツニュースも「勝ちチームがあれば負けチームがある」ことから、除かれることが多いという。

読者構成は6割ほどが女性。積極的な宣伝もしていないため、直接契約の広告はまだ発注が無く、GoogleAdsenseの広告が設置されているのみ。アクセス数も1日1万ページビューに達してはいないもよう(CNNが取り上げたあとはアクセスが急増しているようだが……)。採算についても先のリース氏は「現在は赤字だが将来的には採算が取れるようになるはず」としている。

記事を見る限り、株価の表示部分ですら「注意! アンハッピーなニュースかもしれません。自己責任で閲覧してください」という注意書きをクリックしないと見ることができないというこだわりよう。リンク集の「アンハッピーニュース」に主要テレビ局のニュースサイトが列挙されているあたりも風刺が効いている。

多種多彩なサイトが山のように存在する昨今、とりあえずの収支は度外視して、このような主旨のサイトを運営するのは非常に有意義だと思われる。と同時に「他にはない独特のテイスト」をアピールすることができるだろう。日本では似たようなコンセプトのサイトを挙げるとするのなら【Narinari.com】あたりが色合い的に近いと思われる。

こういった「オンリーワン的な独自性」を持たせるのも、サイトを特徴付ける一つの手法なのだろう。考え方を変えてみれば、どのサイトにもそれぞれの「独自性」は存在する。それがたまたまこのサイトの場合は「ハッピーなニュースのみ」という視点でニュースをピックアップした、というだけの話になるわけだ。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ