東証、個人投資家の急増に対応するため夜間取引の導入を検討

2005年12月16日 19:50

【ブルームバーグ】の報によると、【東京証券取引所】の西室泰三会長は12月16日の講演で、個人投資家などによる株式取引の急増に対応するため、夜間取引の導入を検討していることを表明したという。

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夜間取引といえば【マネックス証券】【マネックスナイター】が有名。営業日の17時30分から23時59分までの間が取引時間で、3000以上の銘柄を当日の通常取引終値を基準値として取引が行われる。さらにチャンス銘柄制度という、特別売買価格による取引ができる可能性もある。

東証が示唆した「夜間取引」がこのマネックスナイターと同じような仕組みのものを指すのか、さらに開場時間帯を拡大し例えば17時30分から翌日の朝6時くらいまでとするのかなど、仕組みについては一切語られていない。だが、開場の時間帯にあまり束縛されずに取引をしたいというニーズに応える意味での夜間取引の導入は、ある意味喜ぶべき話。

さらに「土日取引」などもあるとありがたいという意見も出てくるだろう。もちろん「投資家を休ませる間を与えてくれ」だとか「情報開示のタイミングをどう推し量ればいいのか」という問題も発生しうる。それらのニーズや問題点を解消しつつ、より有意義なシステムの提供を東証には行ってほしいものだ。

もちろん不具合が無い、というのは最優先事項であるのに違いは無いが。

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