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手の中のハンティング。『モンスターハンターポータブル』

2005年12月03日

手の中のハンティング。『モンスターハンターポータブル』

2005年12月03日 14:50

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モンスターハンターポータブルイメージ今週のゲームソフトランキングではおいでよ どうぶつの森がトップの座を仕留めたが、来週はそれに匹敵するようなタイトルが出番を待っている。カプコン(9697)】から先日発売されたSCEJの携帯ゲーム機プレイステーションポータブル【『モンスターハンターポータブル』】がそれだ。ファンサイトでの反応も良いし、ゲームショップでの売れ行きも好調のもよう。

モンスターハンターポータブルイメージ元々『モンスターハンター』シリーズはプレイステーション2用として発売された、モンスターハンティング・ネットワークロールプレイングゲーム。コンセプトとしては迷宮探索型ネットワークロールプレイングゲームで超名作の『ディアブロ』に近い。一人プレイでキャラクタを育て上げてゲームを楽しむこともできれば、ネットワークモードで自分のキャラクタをゲームに参加させ、他人と腕を競い合いながら協力プレイ(ハンティング)も可能。

ロールプレイングゲームに共通の魅力「自分が丹精込めて育てあげたキャラクタを他人に披露したり、他人と一緒にプレイして活躍させる」を、口頭や画面を見せるだけではなく、ネット回線を経由して直にできるというネットワークゲームの長所が活かされている。

【『モンスターハンターポータブル』】も基本の世界設定やゲームの大筋は元祖のプレイステーション2用と変わらない。独特の生態系を持ち恐竜やモンスターが住まう世界で、狩りをしながら生計を立て、名誉を獲得していくというハンティングワールドでプレイヤーは生活することになる。ファンタジー系ロールプレイングゲームにありがちなさまざまな特徴を持った武器を駆使し、次々と与えられる任務をこなし、成長していくのである。

「ミッションクリア型」「クエスト型」と呼ばれるシステムは元祖と変わるところはないが、【『モンスターハンターポータブル』】では、ワイヤレスLAN機能を用いて最大4人で協力プレイが行える。プレイステーション2版でもオンラインプレイは可能だったが、「自宅などでオンライン環境が使えない」人にはもってこいの機能。さらに本体自身が携帯可能なところから、

・ちょっと時間が取れたときにはどこででも一人プレイでキャラクタを育てる
・友達などと出会う機会があればプレイステーションポータブルとソフトを持ち寄って協力プレイで楽しむ

というプレイスタイルを満喫することが可能となる。パソコン上からネットワークを経由して対戦するのもネットゲームの楽しみの一つだが、ゲームを「コミュニケーションツール」の一つと考え、このようなプレイができるのも大きな魅力。昔の遊びでたとえるのなら、メンコやビー玉、ベーゴマなどに相当するともいえよう。しかも【『モンスターハンターポータブル』】などのような携帯ゲーム機+ソフトなら、友達と会えない時は一人で自分のキャラクタを育てることで、練習したり次回の「対戦」「会合」にそなえることもできる。

さらに【『モンスターハンターポータブル』】では元祖プレイステーション2版には無かったいくつかの新機能が実装されている。猫のコック「アイルー」「メラルー」などを雇って料理をしてもらい、その食事でステータスを上げる「アイルーキッチン」、クエストでなくともアイテムの採取や採掘が可能な「ココット農場」、元祖ではオンラインモードでプレイできるクエストが盛り込まれている「集会場」など、単独でこれだけ盛り込んでぜいたく過ぎないか、という追加機能。

さらに来年2月16日発売予定のプレイステーション2版【『モンスターハンター2』】との連動機能も用意されているという。それの発売に備えて、『モンスターハンターポータブル』で色々腕やアイテムを鍛えておくと良いことがあるかもしれない。

『おいでよ どうぶつの森』といい、『モンスターハンターポータブル』といい、携帯ゲーム機+無線LANなどによる「スタンドアローンプレイも可能なお手軽ネットワークゲーム」が一つの流行として確立しつつある。ともなれば、将来的には「はじめからネットワーク機能のある」携帯電話で、これらのゲームソフトが供給されることも十分考えられよう。


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