イー・トレード証券(8701)、携帯端末向けサービス「MOBILE E*TRADE」で株価自動更新機能付ツールの提供を12月16日から開始

2005年12月21日 08:30

イー・トレード証券(8701)は12月16日、すでに提供中のサービスである携帯端末向け「MOBILE E*TRADE」の機能を拡充し、来年1月からサイトのサービス追加・リニューアルを行うことを明らかにした。また、それに先がけて12月16日から、携帯版「HYPER E*TRADE」ともいえる、株価自動更新機能付iアプリ投資情報ツール「HYPER MOBILE」の提供を開始する(【発表リリース】)。使用料は無料(もちろんイー・トレードに口座を持つことが前提で、通信費などは自己負担)。

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リリースによれば平成18年3月期中間期において、モバイル経由の約定件数は同社全体の約9%を占め、また新規口座開設者の約57%が20代から30代の携帯を頻繁に使うであろう年齢層であることから、モバイル端末を非常に重要なチャンネルとして認識。その上で、今回のサービス拡充へ踏み切ったとのことである。

取扱い可能商品や提供情報の追加などサイトのリニューアルとあわせ、FOMA900iシリーズ以降対応のiアプリ投資情報ツール「HYPER MOBILE」の提供が今回のメインとなる機能拡充。

サイトのリニューアルの結果、「HYPER E*TRADE」では株価を自動更新するだけでなく、単元未満株式や新規上場株式の申し込み・抽選結果の確認もできるなど、モバイルから行える注文が飛躍的に増えたことになる。また、対応機種をこれまでのiモードとボーダフォン、Ezweb(au)に加え、AIR-EDGEやEzweb(ツーカー)にも対応させたとのこと。

また、「HYPER MOBILE」では、最大400銘柄の登録機能、最短5秒の株価自動更新機能を備え、リアルタイムで株価・気配値情報を取得することができる。12月16日からスタートするバージョンでは情報表示のみだか、来年1月以降にはその場から取引注文を行える機能が追加される予定。

昔と比べると多少大きくはなったものの、あの小さい携帯画面上にこれだけの機能を詰め込んで、果たして使いこなしきれるのか少々心配ではある。また、ボタンの押し間違いによる「誤注文」や通信状態の悪化などによる注文などの際のトラブルも懸念される。

とはいえ、やはり携帯端末上だけでこれほどの機能を完結させることができるのなら、多くの人にとって非常にありがたいツールとなることは間違いない。……誰だ、「後は携帯の電波受信状態が良いトイレを探すだけだ」と言ってるのは?(苦笑)

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