上記調査では現在使用機種のキャリアや具体的な機種名、利用継続期間、携帯端末を選ぶ際に重視する点などさまざまな項目へのリサーチが行われ、その結果が掲載されている。もっとも注目すべきなのはタイトルにもある「携帯電話の利用料金」。

調査結果では、単に「利用料金」とあるので「通話料金」＋「パケット通信料金(インターネットへの接続やメールの送受信料金)」のことを指すと思われるが、それが5,000円未満の人が一番多く47.3％だった。続いて5,000円以上1万円未満が42.3％などとなっている。

データの読み方を変えてみると、現在において「携帯電話の月額使用料金で1万円未満は全体の約9割」であると同時に、「月額5,000円以上の利用者が過半数を占める」というとらえ方ができる。

持ち主自身が支払能力を有している場合はともかく、親などの保護者に利用料金を支払ってもらっている人は、月額5,000円というラインが目安になるのではないだろうか。