ガンホー(3765)、『TANTRA』内アイテム取得チケット付きのカレー販売開始

2005年12月07日 06:45

「TANTRAカレー」イメージガンホー(3765)は12月6日、同社が運営しているオンラインゲーム【TANTRA】において登場するアイテムを入手できるID付きの「TANTRAカレー」を数量限定で、全国のネットカフェにて12月21日から発売することを発表した。1袋350円(税込)。12月11日から先行して東京秋葉原の【トッププレイヤー秋葉原店】にて発売を行う。

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「TANTRAカレー」イメージ『TANTRA』は4月27日からサービスを開始した、ヒンドゥー神話をモチーフとしたオリエンタルネットワークロールプレイングゲーム。アイテム課金制を採用しており、基本料金は無料。

今回の商品は老舗カレーメーカー【オリエンタル】との共同企画で、販売される商品は「超激辛レトルトカレー」。この商品の中に、『TANTRA』に登場する回復アイテム※「TANTRAカレー」が手に入るIDチケットが同梱されている。なおこのチケットデザインは全部で16種類。トレーディングカードのような収集性があるとのこと。

※HPとTPが30%回復する。今リリース発表時においては『TANTRA』最強の回復アイテム。また、今企画独自のアイテムなため、他で入手はできない。

リリースでは今商品の発売で、ネットカフェとゲームそのものの相乗効果を狙うとしている。

ゲーム内アイテムと実際の商品のコラボレーション企画はこれまでにも数多く見られる。実商品の宣伝をゲーム内で行ったり、アイテムとして登場させるというのが良い例だ。ただ、スケールメリットやゲームの世界観などを考慮すると、今回のような「限定アイテムの実売とゲーム内への展開」はそれほど多くは無い。今企画が成功するかどうかは別としても、「基本料金は無料でアイテムなどに課金する」タイプのネットワークゲームには、このようなコラボ企画が案外マッチするのかもしれない。

と、なれば、現代、あるいは近未来をテーマにしたネットワークゲームこそが、こういったビジネスモデルのアイテムを「活用する」にはベストとなるのであろう(よもや江戸時代の世界観にハンバーガーとかは出せないだろうし……)。

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