ネットで莫迦にされてその腹いせに。脅迫容疑で2容疑者を逮捕

2005年12月15日 04:30

【Mainichi INTERACTIVE】によると、インターネット上のゲームサイト【ハンゲーム】で莫迦にされた腹いせに、無関係な専門学校生にナイフなどをちらつかせたとして、山梨県上野原署は12月12日、高田雄一(23)と望月光(22)両容疑者を脅迫容疑で逮捕した。

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調べでは2人は11日JR上野原駅駐車場で、同市の専門学校生に対して刃渡り約25センチのサバイバルナイフや金属バッドをちらつかせて脅した疑いが持たれている。「ハンゲーム」上で知り合った同市在住の22から23歳の男性にゲームの対戦で莫迦にされたと思い、同駅で「片っ端から該当しそうな男性に声をかけ、相手を探そうとした」と供述しているという。

参加のハードルが低い「ハンゲーム」では特に、言葉のやりとりなどネットマナーをきっかけにしたトラブルが起こりがち。とはいえ、本当に上野原市に住んでいるのかどうかも分からないのに、相手の発言だけを頼りに、しかもそれらしき人物を次から次へとじゅうたん爆撃的に脅そうとしたなどというのは、短絡的以外の何者でもない。探偵ドラマでもあるまいし、偶然に相手が見つかるなどとでも思ったのだろうか。

こういったニュースが報じられると「ゲームの害悪云々」というコメントを発する自称知識人の方々が必ず出てくるが、このレベルの犯罪を起こすような人物では、たとえきっかけがゲームでなくとも起きうる話。ゲームを悪者にすれば話題に乗れるとでも思ったら大間違いである。

相手が人間であることを頭に入れてネットマナーに気をつけねばならないのはいうまでもないが、相手が大人気ない発言をしたとしても自分は「大人の態度」で対処することも心構えとして必要だろう。さもなくば自らも相手と同じレベルになってしまう。むろん、不当行為にはシステムへの通報など、「大人として為すべきこと」も忘れずに(苦笑)。

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