ネットショッピングのきっかけは「検索サービス」

2005年11月08日 12:30

インターネットイメージインターネットでさまざまなリサーチを行う【ネットレイティングス】は11月7日、インターネット上における消費行動に関する意識調査結果を発表した(【発表リリース、PDF】)。それによるとオンラインショッピングやオンラインでの情報収集を経てショッピングにつながる消費行動において、【Yahoo!JAPAN】【Google】などインターネット上で提供されている検索サービスが重要な起点となっていることが明らかになったという。

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データ詳細は上記リリースを参照してほしいが、実際に品物を購入した人の方が検索サービスを利用する回数が多い。つまり検索サービスで色々と買おうとしているアイテムの情報を調べる人ほど、実際に購入のアクションを起こしやすい。

また、検索結果の表示の際に横や上に表示される関連広告(リスティング広告)については、必ず見る人が32%、広告そのものが便利であるとする人が15%と、リスティング広告が効果を発揮しているという結果が出ている。そしてこの広告に肯定的な意識を持つ人ほど、その後の購入アクションに結びつく可能性が高いともリリースでは述べており、リスティング広告経由でコマースサイトにたどり着いた人はサイト側にとっては「上得意のお客様」であることがうかがえる(残念ながらリリース上ではこのあたりの数値が明確に表記されていない)。

今回の調査結果からも、ネット通販サイトを運営するサイドにとって、検索サービスはもっとも有益な顧客の窓口であり、検索サービスへの対策(SEO、SEM)が必要不可欠で最重要課題であることがあらためて証明されたことになる。適切なキーワードの検索結果の上位表示を巡り、競争はますます激化することだろう。

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