Google、自己学習型検索機能開始

2005年11月14日 12:30

【Google】は11月11日、日本語版【Googleパーソナライズド検索(β版)】の提供を開始した。Googleのアカウントを持っている人なら誰でも無料で利用可能。

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パーソナライズド検索は通常の検索と違い、それぞれのユーザーが検索した履歴を表示するだけでなく、管理、学習することで、そのユーザーの検索傾向にあわせて、ニーズにマッチした結果を上位表示する。例えば「マガジン」という言葉を検索した際には、ユーザーの履歴から、週刊誌のマガジンなのか銃の弾を入れる弾倉なのか、それともフィルムの容器なのかを判断し、表示優先順位を決める。

ユーザーの検索履歴は時系列で表示したり、特定の日の検索頻度を表示することもできるし、検索結果のサイト一覧から特定サイトをブックマークし、それにメモなどを追加することも可能。

利用傾向を学習して各ユーザーの嗜好にあった結果を上位表示する仕組みは、日本語を入力する際の辞書機能に似ているところがある。日本語入力機能ほど検索機能を多用する人はそれほど多くはないが、便利なことに違いはないだろう。

入力傾向からデータを並べ替えるロジックがうまくいけば、今度は既存の他サービスとの連動も図るに違いない。例えばアマゾンのように、ログインすると検索したワードに関する最新情報をグーグルニュースから抽出して表示するといった具合だ。本当の意味での「ポータルサイト」を目指し、今後も色々な機能が追加拡充されるに違いない。

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