アメリカ産牛肉輸入再開しても「購入ひかえる」が73%

2005年11月09日 19:00

牛肉イメージ[このリンク先のページ(tbs.co.jpなど)は掲載が終了しています]によると、アメリカ産牛肉輸入再開に関する問題で、実に73%の人が「輸入が再開されても購入はひかえる」と考えていることがJNNの世論調査で明らかになったという。これは前回4月の調査と比べると5ポイント多いとのこと。

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また、輸入再開そのものについては、「日本と同じレベルの検査体制が保証されなければ再開するべきではない」と回答した人が69%で、「日本と同じレベルでなくとも、ある程度の安全が確保されれば再開してもよい」の30%を大きく上回る結果が出た。

【先に「アメリカ産牛肉の輸入再開ほぼ決定、だが不安は残る」】で報じたとおり、日本の検査体制より甘い基準のアメリカの基準ですら「(基準が満たされない)それらの牛肉が日本に輸入されないという保証はない」という言及もあり、消費者にしてみれば「購入をひかえたい」という思いが大きいのも無理はあるまい。

幸いにも消費者には選択をする権利が残されている。どう思い、何を選び、買うかは自由だ。強いて言えば上記過去記事でも述べた通り、偽装表示などが起こらないよう万全の体制を整えるべく、各方面で対策を行って欲しいものだ。

……万一「区別して表記したら売れなくなるから差別だ。輸入妨害だ」などという文句が出たらそれはそれ。「内政干渉」ですから、残念っ。あるいは輸入した牛肉を加工してアメリカに逆輸入するという手もありかもしれない(苦笑)。

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