大証、災害に備え30億円でバックアップ施設を来年度新設へ。候補地は東京

2005年11月05日 19:10

【大阪証券取引所】は地震などの大規模災害に備え、コンピュータのバックアップ施設を来年度にも大阪から距離的に遠い場所に設置することが11月5日明らかになった。現在のところ、東京周辺が有力候補だという([このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています])。

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大証ではすでにバックアップシステムは存在するものの、主要システムと同じセンター内にある。幸いにも阪神大震災の際にはシステム障害には至らなかったが、電子的な障害ならともかく、自然災害などによる障害ではメイン・バックアップ共にダメージを受ける可能性が高い。そこで、システム増強のための増強構築を来年1月末までに終わらせた上で、遠所におけるバックアップ施設の設置を施行に移すという。

交通の便や万が一の際の即時対応という意味では東京にバックアップシステムを設置するのがベストというのは分かるのだが、自然災害、特に地震に対する備えという意味では関東地域を設置場所に選ぶのはいかがなものだろうか。地盤的に安定している場所、例えば四国や甲州地域などを選んだ方が良いのではないかと思われる。

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