オリックス証券、ネット証券評議会へ加入。手口情報は11月7日から5社分へ

2005年11月07日 06:52

【オリックス証券】は11月2日、有限責任中間法人ネット証券評議会に11月1日をもって正式に加入したことを発表した(【発表リリース】)。同証券の加入により、評議会加入会社は「松井証券」「イー・トレード証券」「オリックス証券」「カブドットコム証券」「楽天証券」の5社になる。また、同評議会が配信している【手口情報】は11月7日分から、オリックス証券を含めた5社分になる。

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【ネット証券評議会】は、個人投資家のネット取引の比重の高まりを受け、株式市場の活性化や、ネット取引の透明性向上に努めるべく、コンプライアンス体制の強化や、個人投資家にとって有益な情報の提供を行うとともに、様々な提案も行っていくために昨年9月に設立されたもの。半ば理不尽な理由で非公開となった手口情報についても、加入各社合計のデータを開示している。

今後さらに個人投資家のネット取引の利用率が高まれば、他証券会社の加入もありうるだろう。加入証券会社の数が増えれば影響力もそれだけ高まり、よりよい市場・取引環境の形成を考察、提案してくれるはずだ。

もちろんトラブル続きでネット取引そのものの信頼性を損ないかねない行為ばかりしている某証券会社のようなところには、厳しく対処してほしいものである。

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