【更新】TBS(9401)には日興と野村、楽天(4755)には大和が「軍師」として参戦

2005年10月26日 08:22

株式イメージ[YOMIURI ONLINE]の報じるところによれば、[TBS(9401)]との経営統合を目指す[楽天(4755)]の駆け引きにおいて、それぞれの会社に対応策や資金調達の面でアドバイスを行う、いわば指南役・軍師役が10月25日までにほぼ固まったという。

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記事によればTBSサイドには[日興シティグループ証券][日興プリンシパル・インベストメンツ]に、[野村證券(8604)]が新たに加わる。楽天側には[大和證券SMBC]が契約を締結。海外投資銀行勢ではTBSに米メリルリンチ、楽天には米ゴールドマン・サックスが参戦。混戦の模様を呈してきた。

楽天は[NIKKEI NeT]の報じる通り、TBSの株式をさらに買い増して19.1%ほどまで保有するようになり(17:36追加:19.09%と発表)、株式の数の論理の上での圧力を強めている(楽天・三木谷社長曰く「熱意」ということだが)。ただし先に報じた通り楽天のメインバンクである三井住友銀行やみずほコーポレート銀行は「敵対的買収の場合には資金手当には応じられない」ことを表明しており、ゴールドマン・サックスも同様の対応をする可能性が高いことを考えると、楽天陣営は引き続き苦しい戦いを強いられることに違いはないだろう。

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