楽天証券では8月以降先日まで計4回のシステム障害を起こしている。また、それに伴い『システムの安定稼動確保のための計画実施について』と称し、システムの増強計画を発表している。とはいえ、いくら計画を発表しそれを実行に移していたとしても、解決すべき問題が解決されていないのではお話にならない。

マーケットスピードなど多種多彩な役立つツールの提供元として人気の高い楽天証券だが、元々これらはDLJ証券から受けつがれたもの。度重なるシステム障害は楽天証券になってから起きている。投資家にとって半ばインフラと言っても過言ではない証券取引システムの安定度が低いのでは、(特にデイトレーダーにすれば)安心して取引などできようハズもない。

いくら楽天という名前であっても、システム障害に対して「楽天家」では困るのだが。

(最終更新:2013/09/04)