携帯ゲーム機向けタイトルが絶好調

2005年10月01日 10:46

ゲームイメージメディアクリエイトが発表した2005年9月19日~9月25日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、トップテンセールスタイトルのうち実に7タイトルを携帯ゲーム機向けタイトルが占めた。その他3タイトルはすべてPS2と、「一般家庭用ゲーム機はPS2が圧倒的」「家庭用ゲーム機市場そのものは携帯型が非常に優勢」という現状を如実に表した結果となっている。

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詳細を見てみると、非携帯型ゲーム機で唯一奮闘しているPS2が3タイトル、DSが3タイトル、GBAが2タイトル、PSPが2タイトル。かつて「セガ・任天堂・SCEI」の三者鼎立状態だった家庭用ゲーム業界も、黒船たるMS……は今のところ再奮闘待ちの状態だが、「DS・GBAの携帯機で優勢に立つ任天堂」と「PSPも含めたPSシリーズで攻めるSCEI」の二強対立状態という構造が見て取れる。

とはいえ、タイトルの中身を見てみると、続編やシリーズものが多く、独自性の強いタイトルが少ないのが残念。第5位の【『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』】のような、アイディア勝負で勝利を勝ち得たタイトルがもっと多く出てくると、市場そのものも活性化するのだが。

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