イランの核兵器施設を米軍が攻撃。ただしゲーム『KUMA WAR』のシナリオでの話

2005年10月26日 07:35

『KUMA WAR』イメージ【IT media】の報によれば、米軍特殊部隊がイランの核兵器地下施設に潜入し、イラン兵達をなぎ倒しながら、各施設の爆破ミッションを遂行するというゲームが問題になっているという。

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そのゲームとは3Dアクションシューティングゲーム【『KUMA WAR』】の1ミッション、「Assault on Iran」。内容が内容なだけに、当事者らからはテーマについて敏感となっており、一部からは猛烈な反発も起きている。記事によれば同ゲームのシナリオ提供停止を求める署名運動も行われているとのこと。

とはいえ、この『KUMA WAR』の他のシナリオを見ればお分かりの通り、イラク戦争前後のイラクでの戦いやイランの人質救出作戦、アフガニスタンでの紛争、さらには北朝鮮など、ある意味リアル、ある意味危険な題材をテーマにしたシナリオばかり。

スクリーンショット1
スクリーンショット2
スクリーンショット3
『KUMA WAR』「Assault on Iran」スクリーンショット:(C) Copyright 2005 Kuma, LLC. Kuma War and Kuma Reality Games are trademarks of Kuma, LLC.

シナリオにリアルさを求めれば現実面において批判が起きるのはゲームに限らない。極端なものでない限り当事者も「不謹慎である」という意志を表示する程度にとどめるのが大人の態度ではないかと思うのだがどうだろうか。それともやはり「ゲームで敵対心を煽り立てるなど言語道断」「ゲームは悪影響を及ぼすだけだ」ということなのだろうか。

この種のゲームが世に出回ると必ず起きる、難しい問題ではある。

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