GM財政再建のため次はスズキ(7269)かいすゞ(7202)かとの話

2005年10月07日 08:09

株式イメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]などの報によれば、先日発表された米ゼネラル・モーターズ(GM)の【富士重工業(7270)】株の売却、それに伴う富士重工と[トヨタ自動車(7203)]との事業提携の流れに続き、次は【スズキ(7269)】【いすゞ(7202)】との資本関係を見直すのではないかという話が出ている。GMの財政再建のためには、海外事業の再構築が必要不可欠であるからだ。もちろんこれは、自動車業界の業界地図を大きく書き換えるきっかけにもなる。

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記事によればGMはスズキの株式を20.0%、いすゞの8.4%を保有している。GMの両社との関係は対富士重工と比べれば順調ではあり、いすゞもスズキもGMとの関係を断ち切る理由はない。だがGM側としては手っ取り早い財務体質の改善のため(資金調達方法として)いすゞとスズキの株式を売却することもありうるという。

もちろんこの話が現実のものとなれば、日本・アメリカだけでなく欧州を巻き込み、世界における自動車業界の勢力地図が大きく書き換わる可能性が高い。トヨタと富士重工のように、GM放出のスズキやいすゞ株を他の大手メーカーが買い取り、資本・事業提携を行う可能性も十分にある。

今後まだまだ、大きな動きがGMを中心に自動車業界に起きることは間違いないだろう。

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